江戸川河川敷に広がる約4900平方メートルの「小岩菖蒲園」は、地元の方から寄贈されたハナショウブをもとに、ゆっくりと鑑賞できるよう回遊式の庭園風に整備したもので、都内名所の一つとなっています。
小岩菖蒲園は、4月になるとタンポポが春の訪れを教え、5月下旬になるとハナショウブの一番花の便りが届きます。6月には菖蒲園は100種、5万本の色とりどりの花におおわれ、一年で最も見頃な時期を迎えます。
例年6月に地元の町会・自治会、商店会、公園ボランティア等の協力のもと「小岩菖蒲園まつり」が開催されます。区内はもちろん、区外・近県から訪れる人も多く、満開の菖蒲園を見て初夏の楽しい一日になると思います。
菖蒲園周辺の水際や草地には、たくさんの生物が生息し、子どもたちの虫捕りや自然観察の場所になっています。
***ハナショウブ***
原種のノハナショウブを親として、300年以上の歳月をかけて1000以上もの品種がつくり出されてきました。江戸時代末期には盛んに栽培され、江戸を始め、伊勢松坂や肥後など各地で庭や鉢植えにして、その美しい姿を鑑賞する独自の文化を生み出してきた花です。
住所:江戸川区北小岩4丁目先(江戸川河川敷内)
電話:03-5662-0321(土木部水とみどりの課みどりサービス第三係)
営業時間:河川敷のため特に利用時間の制限はありません。
ただし、車でお越しの場合は河川敷への入り口ゲートが閉まりますのでご注意く
ださい。
[ゲート開放時間]
4月~9月 午前8時30分~午後6時
10月~3月 午前8時30分~午後4時30分
休園日:無休
料金:無料
アクセス:
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